7月1日、真夜中の中継となったユーロ2012決勝戦でのスペインチームの華麗なプレーに魅せられた方も多かったのではないでしょうか。
スペインを代表するクラブチームといえば、FCバルセロナですが、この本は、バルサの監督であったグラルディオラのサッカー哲学について、リーダー学の第一人者である著者が紹介しています。
以前、『ワールドサテライト』や『スミスの本棚』でも日本代表の遠藤選手の愛読書として話題になりました。
スポーツを題材としているので、難しくもなく、『監督がすべき7つの役割』『監督術』『勝利への9つの条件』など、サッカーだけではなくビジネスにも通じる組織論やリーダー像が満載の本です。
企業活動は、日々のチームプレーにより成り立っていると常々実感しております。本の帯にも書かれている『例え勝ち続けたとしても、改善点を見つけ、さらに強いチームへと変わっていかなければならない。』というグアルディオラの言葉は、全てのチームに、そして一人一人にも通じるメッセージではないでしょうか。