秋の深まりを感じる季節となりました。平素は輪通信をご愛読いただき誠にありがとうございます。
リオオリンピックも終わり、次は東京オリンピック。小池新都知事に膨れ上がった開催費用の見直しを期待していたら、次は豊洲市場の問題が勃発しました。これらの問題がどう終結していくのか分かりませんが、色んな意味で首都東京が激しく揺れ動いていますね。そんな時に「大阪が国際博覧会を誘致する準備を始めた」というニュースが飛び込んできました。
1970 年の大阪万博を覚えている私はこのニュースに少し高揚しました。子供の頃に経験したあの活気と近未来への憧れが蘇ったからです。
しかし、その高揚感も瞬時に覚めていきました。
「2020 年の東京五輪 → 2025 年の大阪万博」が、「1964 年の東京五輪 → 1970 年の大阪万博」と同じ流れになるとはとても思え
ません。50 年前の高度経済成長期とは全く違う時代ですからね。
活気を取りもどす(かもしれない?)経済への高揚より、秋の紅葉を楽しみたいと思います。