「ついに1ドル125円台を突破!どこまで円安は進むのか!?」最近のニュースでよく見聞きしますが、そもそも円高・円安ってどういうことでしょうか。
円高・円安というのは、外国通貨と比べて円の価値が高くなっているのか、安くなっているのかを表しています。例えば、昨日まで1ドル=100円で買っていた商品が、80円で買えるようになれば、円の価値が上がったので「円高」、逆に130円出さないと買えなくなれば、円の価値が下がったので「円安」となります。80円と130円という数字を比べると、130円の方が大きいのに「安い」という表現に違和感がありますよね。
見方を変えれば少しは慣れるかもしれません。昨日までは80円で1ドルが換金できたのに、130円払わないと換金できない。ということは円の価値が下がっている。だから円安なのです。最近、物の値段が上がっている要因のひとつですが、日本にとって円高と円安のどちらが良いのかは一概にはいえません。輸入と輸出を考えればわかりますね。