皆様は7月10日に行われた参議院選挙には参加されましたでしょうか?
今回の投票率は52%ということで前回よりは伸びたとはいえ、2016年以降ずっと60%に満たない残念な状況が続いています。
現在日本では18歳以上の男女全てに選挙権がありますが、国政選挙で選挙権が与えられたのは明治22年のことで、当時はまだ国民全てに与えられたわけではなく、男子であることや納税額による制限がありました。20歳以上の全ての男女に与えられたのは1945年であり、実は多くの努力を経てようやく獲得したのが現在の選挙権なのです。
今回はコロナ対策など若い方の関心も高まっていたと思います。私達はもっとこの与えられた権利をしっかり行使していくにはどうすればいいのかを考える必要があると思います。
今年度の国家予算は過去最大の107兆円で納税額も過去最高を更新しているという話題を先日この紙面でも触れさせていただきました。今後3年間は大きな選挙もないようですが、しっかり関心を持つ事で参政意識を高めていきたいと思います。