新緑が鮮やかに彩り始めました。そんな春の休日に、平成25年に『式年遷宮』を控える伊勢神宮へ行って参りました。『式年遷宮』は、20年に一度社殿を建替え、装束・新宝も全て新調して神様にお遷り願うお祭りです。新しい神殿を造り、新しい神宝を製作する伝統の技術を次の世代に伝えるには、20年がぎりぎりの年限なのだそうです。
代々 何世代も同じ物を受け継いでいく西洋とは全く異なる考え方だと思います。
環境や価値観がめまぐるしく変化する社会において、次の世代に日本人の伝統(技と精神)を伝えることは、とても難しい事であり、とても大切な事であると改めて思いました。